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頭を繰り返し行き来してる優しい感触にうっすら目を開けると優しい笑顔が見えた。良 かった、俺の一番好きな笑い顔…だからうれしくてリーダーの体に回してた手(いつの 間にこんな格好になったんだろ?)に力を込める。 温かい。 「な、長瀬?」 リーダーのちょっと困った声が降ってくるのと同時、頭やら肩やら足やらに痛み、しかも 『ドカッ』なんて効果音つき。 はたいたり蹴ったり……誰か一人グーで殴りませんでした?! 痛いじゃないすかー?! 「「「調子にのんな!」」」 降ってくる声は3人分。笑いめかしてるけど尖った声。 まだ覚め切ってない頭、イヤイヤするみたいリーダーにすり寄せる…そしたら今度は容 赦なく引き剥がされた。 し、視線が刺さる。あ、やば…嵐が来そう。 俺はこれからやってくる危機からなんとか逃れる為にリーダーの陰に隠れた。 「なぁ長瀬一緒に寝こけててごめんってあやまろ?」 リーダー、やさしい………けど、今のそのやさしさは逆に罪かも知れないっす。 ほら 「馬鹿長瀬!隠れられてると思ってんのかそれで!!」 痛い痛い痛い!耳ひっぱんの止めて?!まぼ! 「お前さぼってた分リフティング100回な!」 ぅわっ! 飛んでくるボール。 有無を言わさず強制連行って感じで太一くんに引き摺られる。 ………リーダーのこと独り占めしたのはごめんなさい! だから! 「ほどほどにしときや〜」 リーダーの声はくすくす笑ってる。くったくなく笑うその顔を見て俺も笑顔になった。 うん。やっぱりリーダーがホントの笑顔だと俺も嬉しい。 見ると太一くんもまぼもぐっさんも動きを止めてリーダーの表情に見蕩れてるみたい、 『しゃあねえなぁ』ってそんなポーズを付けてるけどみんながリーダーの笑顔にパワー を貰ってるの、知ってる…だって俺もだもん。 リーダーの笑顔は俺達の元気。 そんな風に俺の笑顔も誰かの元気の素だったらいいなぁ、そんなことを思った。 end. *** 長々とお付き合いありがとうございました。 これが小ネタのクセしてどんどん長くなった話です。茂さん視点で書き出して躓いて長 瀬さん視点にチェンジしたら収拾がつかなくなって結局5人分…チェンジしすぎて読み づらかったらスミマセン;一応文字色で区別はつくと思うのですが。 『何だか11月生まれは本質的な処が似てるよね』という思いから『理屈じゃなく本能 で互いを癒しあってるふたり』なんてものを目指したのですが…(滝汗) 今回外野から見ている3人にはそれぞれモノローグで感じてることを語っていただいて 居ます。あくまで心の中で思ってる『独り言』ですので紫さんも素直素直。(笑) ちょっとずつでも書き分けられていると良いのですが; タイトルは彼らがバックをつとめていたころのスマさんの曲から。 『姫ちゃんの○ボン』ってアニメの主題歌でした。知り合いの方が制作に関わっておられた こともあって毎週見てました。好きな曲です。 お読みいただきありがとうございました!感想等お待ちしてます〜。 ← 書庫 top
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