日記に埋もれていた小話を掘り出してみました。
小話だけではどういう状況かわからないものもあるのでその日の日記丸ごと;
わかると良いのですが…。

2006/12/3 (Sun) びっくり。(わけのわからない小話『新喜劇』)
「へ?なんやって?」

間の抜けた声に振り返るとシゲが携帯画面を見詰めて固まっていた。
どうしたんだ?
さっき来たメールにそんなに驚くことでも書いてあったんだろうか。

「どした?」

声を掛けるけど反応無し。

その様子に思い思いな事をしてるメンバーもけげんな顔で顔を上げる。

「リーダー?」

「おーーーーーーーい、帰ってこーい」


「どうしたんすか?」

3人の声にもそのままのシゲ。

目の前にひらひら手をかざす…そして、俺はシゲの横からシゲフリーズの元であろうメールを覗き込んだ。

(非常事態だ、すまん!シゲ)

「へ?」

俺も同じ声を上げてしまった。
シゲは耳元でした俺の声にびっくりして目をぱちぱちしてる……それに構わず俺はシゲの肩を揺さぶった。

「これほんとなの?」

「………そうちゃうかなぁ、こんなことで嘘ついてもあいつになんの得もあらへんもん」









「なに?なになに?」

「どうしたってーの?いったい」

「教えて下さいよ〜」


「あんな、ハー/ベストのいろんな曲のイントロがな…」


煮え切らない言い方のシゲに焦れて俺は続きを横取りした。


「『新喜劇』に使われてたんだと!」








「「「へっ?」」」


あまりに意表をついた使われ方。
俺らがフリーズしても無理ねぇと思う。






「俺らの曲が『新喜劇』に?」

「新喜劇、って…………………よしもとの、だよね?」

「えええええっ?!」


いったいどういうこと???

顔に疑問符を貼り付けた3人が詰め寄ってくる。


「ええと………。みんな、『新喜劇』ってちゃんと見たことあるん?」

「関西に行ったときに」

「まぁ、なんとなく」

そぉか、ならわかるかな。そう前置いて言葉を継ぐシゲ。

「場面転換とか、新しい人が出てくるときなんかに音楽が流れるねん。それにハー/ベストがつかわれてたんやって」


「……」

どんな使われ方をしたんだろう?更に渦を巻く疑問。


「えっと、スタービング/マンと、ユア/アンサーと………ノーモア/ベットにグルメ/ファイター……………のイントロが使われてた、って書いてあるわ」

良かったら映像送ろか?って。



「「「「見たい!」」」

俺たちが揃って返事をしたのは言うまでもない。


***

昨日の『新喜劇』での実話です。
オンタイムで見ていて「ん?」が「んんっ?」になり、最後に「うそぉ?」と目が点になってました。

場面転換や、人物登場のときに上記4曲と「the one to…」のイントロが。
SE(音効)さんの手許にたまたまあったんでしょうかね?『みのり』が;

いやー、びっくりしました。そしてなんだか嬉しかったです。
マニアしか気付いてないんでしょうが。(苦笑)そして私はま・に・あ;
今回だけは『見たら消す』ランクから格上げしようか考慮中です。

2005/3/30 (Wed) ss
『その日』

その日楽屋にはどんよりした空気と不思議な緊張感が溢れていた。

「なんでよりによって今日なんだ…」
「そぉっすね、なんでですかね」

しきりに愚痴りあう三男と末っ子。
彼らにとって重要な事柄がどうやら重なっているらしい。
盛大な溜息。

その時。
髪の具合を確かめていた長男がくるりと振り向いて言葉を放った。

「しゃあないやん、切替えぇ。いつもの仕事やったってたぶんリアルタイムでは見られへんのやろ?手ぇ抜いたら承知せえへんで」

クギを刺すような、長男にしてはキツイ語調にふて腐れる三男と『めっそうもない』と言うかのようにぶんぶん首を振る末っ子。

「するわけねえじゃん、そんなの」

こっちだってもうあと2回しかねぇのに、と三男。

「そぉっす、一旦始まったらもうそれしかみえないし」

なぜか『えっへん』と胸を張る末っ子に「まぁお前の頭のキャパならそんなもんか」と四男からのからかい混じりの突っ込み。次男もウンウン頷いている。「ひどーいまぼ、ぐっさんまで」末っ子が笑いながら抗議するいつもの光景。

そう、ライブが始まったら全力投球。頭にあるのは楽しませること楽しむこと、ただそれだけ。

「でも、でもさ、衣裳代えのときとかに経過聞くのは構いませんよね」

「それはええんやない?ぼくらもやっぱり気にはなるし……でも、こっちが『全力以上』で頑張ったらその気合いがあっちにも届く気がせん?」

長男の方を向く八つの目。

「いいじゃん、その発想。リィダァにしてはナイス」
「さすがリーダーっすね」
「…いっちょやるか」
「そぉっすね、より暴れましょう!」
「いや、お前の場合はだな………」

交わされる会話を聞きながら三男は考える。
なにが『でも』なんだよ、そのつなぎ方絶対おかしいって………だけど、癪だけどその発想は悪くない。そう、全然『悪く』ない。

「ならそろそろスタンバイや、今日はいつも以上にいくで!!」

ライブ時には人格の変わるギタリストの言葉で彼らの時間は動き出した。



本番まであと25分。
W杯を賭けて戦うサッカーのキックオフと明日が楽日というライブ開始をほぼ同じ時間に迎える5人の楽屋の一コマ。

***
ライブやりながら絶対気が気じゃないよね、特にあのふたり。と思ったので。実際は開始時間が30分程ずれてますがそこは見逃してやって下さい。

2005/3/10 (Thu) 男祭、収録後。

ごめん、みんな。頑張ったんやけど…。ごめんなぁ。

特訓してくれたのに。
手放しで。
褒め殺しで。
仕事の合間の『村』でさえも。
文句を言いながらも付き合うてくれたのになぁ。

やっぱり料理の才能ないんやろか、ボク…。
帰る気力も掻き集められんと控室でうなだれたボクはじっと手をつめた。『働けど働けど我が暮らし楽にならざり じっと手を見る』…昔の人のいわはる事はやっぱり真実なんや…。

少々ずれた自分の考えに浸ってたボクは背後に忍び寄る影に気付かんかった。

『ぱこっ』

小気味よく鳴るボクの後頭部…痛い!なにすんねん!!狂暴な気分のまま一拍遅れで振り向くと。

「いじけんのも大概にして、そろそろ帰んない?」
「オレ、もう腹ぺこっす〜」
「ほらほら、『遅いことは牛でもする』ってよ?」

見慣れた顔が四つ。

「なに、呆けてんのさ、ほら立った立った」

長身で早口な人影がボクの腕を掴んで立たせると荷物の中の食材を確認した。

「みんな・・・」
「食材貰ってきたんでしょ?なら、なおさらいたまないうちに食べてやんなきゃ、でしょ。これ“鮭”質だからね!」

そういいつつボクからカバンを奪い取ると早口の主は「ちょっと待って下さいよ〜」と嘆く長身と、「痛い、テメエ後で覚えてろよ!」と身長差にもめげずに噛みつこうとする小柄な人影を引き摺っていった。

「・・・・・・なんなんや、みんな」

事態の推移にやや置いてけぼりなボクの肩にのせられる左手。

「ホントにもう、いくらしょげてるリーダーの顔が見てられないからって、不器用なんだからアイツも。・・・・・・・・・・・・・・もういいでしょ?行こ?」

それまで一言も喋らなかったベースダコの掌の持ち主は、苦笑気味にボクの顔を見てにっこり笑った。

「リベンジ、すんでしょ?凹んでる暇なんてないよ?」

・・・・・・そうやな。

「とりあえず成功した半分だけでもオレ等に『ゴチソウ』してよ?」

「わかった、さっきの分の『リベンジ』も兼ねて、美味いモン食わしたるでーーーーーーー!」

「いや、シゲの場合はその力みすぎで墓穴を掘ってる気がすんだけど・・・」

小さく呟かれたセリフがボクの耳に入ることはなかった。
ありがとう、みんな心配してくれて。
口に乗せるのは恥ずかしくて心の中で呟くとボクは相棒と一緒に歩き出した。
仲間達の所へ。

***
珍しくon timeで愛エプ『男祭』が見られたので。 

2005/2/24 (Thu) 茂さんが・・・
さる筋から(どんな筋だ?!)ウチの開設日である22日に茂さんが王子の舞台を観劇されてたようだ、とのステキ情報を頂きました。

     それもメンバーとでなく、まーさ・坂本さんと。

もちろん、リーダーズのお仲間である坂本さんと仲がいいのは恒例の歩歩路対談でもよく存じているつもり・・・だったのですが。これで、公演が撥ねてから王子も加わって酒盛り・・・モトイ、華麗なバータイムをすごされたのではないかと、血中アドレナリンが沸騰する思いでした。
真偽のほどは定かではありませんが、その情報だけでくるくる回るワタシってお手軽?

と同時に、後になってそれがメンバーに発覚して、詰め寄られる茂さん・・・なんて絵も頭にポン!と浮かんだり。

*****

「リーダー、昨日光一の舞台坂本くんと見に行ったってほんとですかっ!?」

「・・・な、なんやの?そんな勢いで。そうや、久しぶりに坂本が誘うてくれたから・・・・・・けど、なんで知ってんのん?長瀬」

「光一から報告のメールがきたんですっっっっっ!!!」

噛みつくような長瀬の勢いに後退った城島が松岡にぶつかる。

「・・・・・・へぇ・・・。なによリィダァ、行こうって言ってたのにオレ達とじゃなく坂本くんと行ったんだ」

「昨日、たまたま取材が一コ無うなったところにメールが来たから・・・なぁ、なんで松岡そんな怖い顔してんの?」

確かにこれ以上ないくらいアヒル口な松岡。

「その時点で連絡くらいくれたってよかったんじゃないの?」

「けど、昨日はみんなぎちぎちにスケジュール詰まってたから無理やと思うたから・・・」

「それで?ほ〜ぉ、オレ等との約束はシカトしたんだ」

氷のように冷たい国分の声。

「シカトやなんて人聞きの悪い・・・また行こうや、太一。ボクもう一回見たいし」

「初見の感想と2回目じゃ全然違うじゃん。オレ、いのっちに『またこんど』って断ったのに」

「・・・すまん。そやな悪かった。みんなとの約束が先やったのに。ごめんな山口」

「まぁ、行っちゃったもんはしょうがねぇよな。でも、今後は気ぃつけてよ?」

にこやかに笑う山口の背後にどす黒いオーラが渦巻いて見えるのは気のせいか。


そののち、坂本宅に「東京的所有物」と大書きされた城島の写真がまるで警告書のように送られたとか送られなかったとか・・・・・・。



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